買い物をしていると、

店員
今この商品が流行でして、おすすめなんです。
と話しかけられた経験ありませんか?
なんと、あるサイトによると、
ショップ店員に声をかけられたくない人は8割以上(83.4%)
https://www.atpress.ne.jp/news/199901
というデータが出ているそうです。(500人を対象に調査)
私自身もあまり声を掛けられたくないですし、今この記事をお読みの読者さんも、声を掛けられるのは苦手かもしれません。
そんな日本人に、向いているであろう、無干渉を中心とした、販売方法をご紹介します。
- 声を掛けた方が売上が上がるんじゃないの?
- 販売員の仕事をしている以上、声掛けせざるを得ない…
と言った店側の視点でも考えた方法でもご紹介しています!
【どっちが売れる?】声掛けありとなしの売上比較
結論から言って、声掛けありの方が売上は伸びると思います!
ただし、お客さんによって求められる対応が変わるので、それぞれのメリットとそこから分かる、正しい対応を確認していきましょう。
声掛けあり
まず、声掛けありによるメリットは、
- 一般的に売上が伸びる
- 買う気がない顧客を排除しやすい
- AIDMAの観点でも、各ステップを早めることができる
と、なります。
声掛けなし
一方で、声掛けなしのよるメリットは、
- 絶対声掛けられたくない人が通いやすい
- (場合によって、)人件費を削減できる
- サイレントをブランディングとして利用できる
と、なります。
どうするべきか
以上のメリットを、両方くみ取るためには、どうするべきでしょうか。
声掛けありを主体
声掛けなしのメリットを利用するために、
- お客さんが、ありなしのどちらを好むかを見極める
- お客さんから声を掛けやすい状態を作る
ことが大切になります。
これにより、声を掛けられたくない人も、買い物をしやすくなり、リピーターになる可能性が高まるかなと思います。
声掛けなしを主体
今度は逆に、声掛けありのメリットを利用するために、
- 商品紹介を動画で行うなど、商品への興味、理解のきっかけを増やす
- お客さんから声を掛けやすい状態を作る
ことが大切になります。
いずれも、お店の構造自体を工夫することで、お客さんが買い物をしやすい環境を作ることが出来るでしょう。
重要 また、声掛けに、お客さんのための理由や目的がないと、警戒されるだけになってしまいます。
などは良いですが、
などのような、店員主体の声掛けは、無干渉を好むお客さんには、逆効果になります。
- 商品情報を提供してくれるが、面倒な店員
- 適度な距離感で、信頼できる店員
なら、お客さん目線、後者の方が聞きやすいですし、またお店に行きやすいです。
信頼は、専門知識や人柄等で、勝ち取りましょう。