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【完成版】マーケティングで使えるフレームワークを体系化

今週のまとめ

それぞれのフレームワークを紹介

フレームワークの流れ

この順序に従って、紹介していきます。

① 市場環境分析

先ほども説明した通り、マクロな視点から分析していきます。

市場環境分析で、知ってほしいことは3つあります。

  • PEST分析
  • 3C分析
  • SWOT分析

それでは、一つずつ軽く説明していきます。

PEST分析

PEST分析

PEST分析は、自社では対抗できないレベルの内容を分析するフレームワークです。

マクロな視点で、政治、経済、社会、技術を分析します。

具体例 実際に、先ほどのパン屋で考えると、

  • 小麦の主要輸入先である、アメリカと関係悪化(政治)
  • 円安になり、小麦の仕入れ原価が増加(経済)
  • パンではなく、お米が人気になる(社会)
  • パンを大量生産する機械の開発(技術)

全体的に悪影響が出そうな例にしましたが、実際は良い状況になることも多々あります。

3C分析

3C分析は、かなり大きなくくりで物事を見て、データを集めるためのフレームワークです。

  • Customer:顧客、市場
  • Competitor:競合
  • Company:自社

から3Cが出来ていることから分かるように、かなりマクロな視点で物事を見ています。

では、3C分析の役割は何かというと、パンの市場規模や競合の経営状況、利益率などのデータを集めることにあります。競合の強みは、〇〇だなといった推測は、次のSWOT分析で行うので、数字に出るデータを集めることを意識しましょう。

具体例 実際に、先ほどのパン屋で考えると、

  • 人口10万人の都市(市場)
  • 月間300万円の売上で、利益率は10%(競合)
  • 客単価が300円(自社)

といった感じになります。

SWOT分析

SWOT分析

SWOT分析は、社内(内部)と市場(外部)をそれぞれ分析するフレームワークです。

強み、弱み、機会、脅威をそれぞれ考えます。

具体例 実際に、先ほどのパン屋で考えると、

  • 甘いパンを作るのが得意(強み)
  • 人手不足で、大量生産が出来ない(弱み)
  • 競合がメロンパンを扱っていない(機会)
  • 個人店なので、競合が敵対してくるかも(脅威)

② マーケティング戦略分析

市場分析が終わったら、次にどのように売っていくのかという方針を決める、マーケティング戦略分析を行います。

マーケティング戦略分析で、知ってほしいのは1つだけです。

  • STP分析

では、見ていきましょう。

STP分析

マーケティングのフレームワークで、よく聞くものといったらこれでしょう。

STP分析は、市場分析が終わった後に、どう自社は戦っていくのか方針を決めるためのフレームワークとなっています。

  • Segmentation:セグメンテーション(細分化)
  • Targeting:ターゲティング
  • Positioning:ポジショニング

から、STP分析は構成されています。

カタカナばかりで分かりづらいと思うので、もう少し説明すると、

  • セグメンテーション(細分化)
     市場を細かく分ける。年齢別、地域別など。
  • ターゲティング
     どこを売り手として、想定するか決める。
  • ポジショニング
     競合とかぶっていないか、調査する。

具体例 実際に、先ほどのパン屋で考えると、

  • 地域の平均年齢はどれほどか(セグメンテーション)
  • 甘いパンが好きそうな子供がいる家族(ターゲティング)
  • 家族連れをターゲットにしている競合のチェック(ポジショニング)

マーケティング戦略を考える段階なので、まだ価格などミクロなものは決めないことに注意しましょう。

③ マーケティング施策分析

最後は、ミクロな視点で分析をおこないます。かなり具体的な所まで決められるので、大分イメージしやすくなったかなと思います。

マーケティング施策分析で、知ってほしいことは2つあります。

  • 4P分析
  • 4C分析

それでは、見ていきましょう。

4P分析

4P分析は、企業目線で、どうしたら売上を上げられるか、仕組みを作るフレームワークとなっています。

  • Product:商品
  • Price:価格
  • Place:流通
  • Promotion:販売促進

から、4P分析は構成されています。

具体例 実際に、先ほどのパン屋で考えると、

  • 全てのパンを一般的な形ではなく、可愛い形にする(商品)
  • 競合と同じ200円帯(価格)
  • 小麦は業務スーパーで購入(流通)
  • インスタをメインに宣伝していく(販売促進)

結構、具体的に考えられるのでこの段階になるとワクワクしますね!(笑)

4C分析

4C分析は、企業目線で考えた4P分析とは対照に、顧客目線、消費者目線で考えていくフレームワークです。

  • Customer Value:価値
  • Cost:費用
  • Convenience:利便性
  • Communication:コミュニケーション

から4Cは構成されています。

4PでPrice(価格)となっていた部分が、4CではCost(費用)となっていることから、目線の違いが良くわかると思います。

具体例 実際に、先ほどのパン屋で考えると、

  • 美味しいのに加えて、手を汚さずに食べられる(価値)
  • 可愛い形をしたパンだから、少し高くても買いたい(費用)
  • 現金しか対応していない(利便性)
  • インスタでも、店頭でも沢山会話してくれる(コミュニケーション)

大切なのは、お客様目線で考えることです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

  • フレームワークを使う順序を理解できたか
     最初から、商品の価格設定をしていいか、〇か×か。
  • それぞれのフレームワーク(計6つ)を何となくでも理解できたか
  • 実際にフレームワークを使ってみようと思えたか

実際に、やってみようとおもえたら、即実践しましょう!

3つの内どれか1つ、ご協力お願いします。

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