
お客様の情報を集めるのに、どれほどのコスト・手間をかけていますか?
この問いに対し、
- 他の会社くらいにはやっているよ
- 資金に余裕がないけど、最低限はやっているよ
といった声が聞こえてきそうです。
ですが、情報収集に、かなりのコストや手間をかけている会社って意外と少ないです。どこの会社も、喉から手が出るほど顧客の情報が欲しいのに、十分といえる情報集めが出来ていなかったり、有効活用できていなかったり、しているのです。
そのため、今回、顧客の情報を集める方法を7つ紹介します。導入していない方法があったら、この機会に1つでも多く、導入してみましょう!
- 自社の規模に見合った、情報収集の方法がわかる
- 顧客の情報量の面で、競合と差別化できる
- 自社の強み・弱みなど様々なことがわかる
【情報収集】効果的な方法7選
関連 情報収集の方法の前に、お客様と企業では、どのくらい考えていることが違うのか気になる方は、ご確認ください。
アンケート調査

1つ目に紹介するのは、アンケート調査による情報収集です。
アンケート調査は、低いコストから始められるため、手軽に情報収集をできる点が優れています。
一方で、
- 質問の仕方によって回答が歪まないような工夫
- 真剣に回答をしてもらうために設問数を減らす工夫
などが必要になります。
実際に、回答が歪んでしまうと、顧客の情報を分析する上で全く役に立たなくなるので、注意しましょう。

私も、Google フォームを利用した、10秒で終わるアンケート調査(匿名)をおこなっています!ご協力よろしくお願いします!
行動観察

2つ目に紹介するのは、 行動観察による情報収集です。
既に、この記事でも紹介していますが、行動を観察することで得られる情報は大きいです。実際、どのように観察を行うかといいますと、
- 野菜を買うときに、野菜の傷具合を確認する人はどれくらいか
- 商品を大量に買う人は、どんなルートで買い物を行うのか
など、購買データからではわからないデータを積極的に集めるといいでしょう。
関連 観察で情報収集をする練習を、過去に紹介しています。
顧客目線

3つ目に紹介するのは、 顧客目線で考えることによる情報収集です。
ペルソナの設定の際にも、必要な視点でしたが、お客様がどんなことを思って商品・サービスを見ているのか、という視点になります。

お客様目線で考えるなんて、当たり前じゃ?
という声が聞こえそうですが、意外とお客様の目線で考えることが出来ていません。
関連 詳しくは、こちらの記事をご確認ください。
では、実際にどのように顧客目線で考えるかというと、4C分析やバリューチェーン分析などのフレームワークに当てはめながら、考えることがおすすめです。
社内調査

4つ目に紹介するのは、 社内調査です。
これは、販売や営業など、お客様と普段から接している社員から、情報収集を行うという手法になります。社内調査だと、コストがほとんどかからないという大きなメリットがあります。
一方で、社員の域を抜け出せず、お客様の声とは言い切れないので、その点は注意が必要です。
調査員を雇う

5つ目に紹介するのは、 調査員を雇うことで、顧客の情報を収集する方法です。
正式に謝礼を払って、調査データを集めることで、細かいことへの意見はもちろん、営業や販売などのスタッフの働いている様子も知ることができます。
結構な費用が必要になる点は欠点ですが、かなりの情報を集めることができます。
競合調査

6つ目に紹介するのは、競合調査です。
これは、自社と立場が近い競合を調査することで、お客様の声を間接的に集めるという手法です。
自社を分析するよりも、お客様の視点で調査しやすいのはもちろん、顧客調査と同時に、競合調査もおこなえるというメリットがあります。
競合に対して、4C分析を当てはめることが一番効果的でしょう。
SNS分析

7つ目に紹介するのは、SNS分析です。
これは、SNS上で呟かれているデータを基に、顧客の意見や情報を集めるという手法です。
口コミを集めるやり方、Twitterなどのデータを集めるやり方は各リンクからお飛びください。

こういった情報を、簡単に調べるスキルが身に付きます。
関連 SNS分析を、5分で出来るようにまとめた記事です。普段から役に立つスキルなので、ぜひ身に付けておきたいところです。