発想力や企画力を、先天的なもの、生まれながらにして持っているものとして考える人もいますが、私自身、後天的なもの、学習して身に付けるものだと思っています。
では、そもそも発想力とは何なのか、そして、どのようにしたら身に付けることが出来るのか、紹介していこうと思います。
【アイディア】発想力とは何なのか
世の中には、自分が思いつかないような商品やサービスを提供している人がいたり、想像も出来ないようなものを作っている人がいます。そういった人たちを【天才】と片付けてしまえば簡単ですが、どのような考え方をしていると思いますか?
それは、応用に応用を重ねることで新しいものを生み出そうという考え方をしています。「〇〇が出来るなら、△△も出来るのではないだろうか」 という考え方をしているので、どんどん新しいものを生み出していっているのです。
例えば、「人と会話をしたい」という目的に対し
①直接(1m離れて)会話する
②糸電話で(10m離れて)会話する
③モールス信号(500m離れて)会話する
④電話で会話する(地球上)
⑤ロケットの中で会話する(宇宙上)
⑥脳内で会話する
などと、発展してきた、そして、これから発展する可能性があります。
②の際には、糸の性質を発見する必要があり、③の際には、電球などの発明が必要になりました。そういった、様々な技術を理解し、利用法を考えることで新たな商品・サービスが生まれ、天才と呼ばれるような発想力の持ち主が出てくるわけです。
つまり、発想力というのは、応用力と言い換えることが出来ると考えていて、発想力を鍛えたい人は、応用力を鍛えるべきだと言えるわけです。
【応用力】発想力の鍛え方とは
ここまで読んだ方は、発想力=応用力だと認識してくださったと思います。
それでは、どのようにして、発想力(応用力)を鍛えることが出来るでしょうか。
2ステップあり、
①基礎力を身に付ける(土台作り)
②応用の仕方を学ぶ
です。
この2ステップを意識して頂きながら、以下に紹介する4つの方法を見てください。
商品・サービスの歴史(変化)をインプットする
インプットが、最も重要で、発想力を磨く上で一番大切だと思っています。
先ほど、例えで「人と会話するには」というテーマを紹介しましたが、
「どんな要望があり」、「どんな変化を遂げてきたか」という歴史を勉強することで、次にありそうな要望や変化を見抜けるようになります。
また、今の技術で十分変化できるはずなのに、誰も介入していないために、変化していない事例も同時に見つけることが出来るようになるでしょう。
そのため、まずはひたすらインプットすることが大切です。
重要 マーケティングについてひたすらインプットしたい方は、当サイトを利用してみてください。管理人のフォローもすると、更なるインプットが期待できます。
多様な価値観をもつ人と話す
インプットをしたという方が次にすべきなのは、他人と話すことです。
他人と話すことで、
- インプットする際に見落とした知識や思い込みを正せる
- ギブ&テイクの法則で、新たな知識を得られる
- アウトプットすることで、知識が深まると同時に、記憶の定着になる
など、多数メリットがあります。
リアルで共有する相手がいない場合は、Twitter等で情報をアウトプットしてみましょう。応えてくれる方がいるはずです。
行動する、チャレンジする
ここまで知識を深めた方は、もうチャレンジしてみるべきです。
自分のアイディアが本当に通用するものなのか、試してみましょう。
机上の空論で終わってしまうものも出てくるでしょうが、かなりのアイディア量があるはずなので、通用するまでひたすら試してみましょう。
反省する、振り返る
最後に、振り返ることが大切です。
アイディアが通用した際に、振り返りを疎かにしてしまう人がいます。
成功にも、失敗にも、必ず理由があります。
その理由を見抜くことが、次のチャレンジの成功につながります。
考えるだけでなく、メモをすることで、次に活かしていきましょう。